■許される限りの予算を注ぎ込んでしまいたいナパ産
シャルドネの鋭鋒。他の追随を許さぬ、それは神の雫
【Kongsgaard Chardonnay Napa Valley 2016】
≪ Big Year !! ≫
（総計53,826本）の中から【第一位】に選ばれました！【五冠達成】
（※世界総合／シャルドネ／米国／加州／ナパ部門一位：2015.11.7（土）更新分）
◎一度は通りたい、ナパ・シャルの華道。
何を言う必要もない、ナパ・シャルの金字塔、コングスガードに最新’１６年が到着。初リリースの’９６年から２０週年を迎える節目のヴィンテージとなりました。
コングスガードのナパ版シャルドネは、アドヴォケイト誌上でも、わずか一つ前のヴィンテージ（’１５年）の流通価格が＄２１１にまで達します。現地と変わらぬ価格で日本でも楽しめるのは、もちろん "正規品輸入" の恩恵。状態にも優れた蔵出し品がこの価格で、メーリング・リストへの登録もナシに手に入るのは日本ならではです。
そして、先日ナパの’１６年がビッグ・イヤーとなっていることをお伝えしましたが、当アイテムもその恩恵を受け、前作同様傑出したヴィンテージとなっております。【RP97点】とは例年のジャッジ並みのスコア。アドヴォケイト誌でも「力強さとエネルギーが満ち溢れている」と称賛されています。
◎ハイド×ハドソンの究極ハイブリッド
私は個人的に、コングスガードに関してはもし 『ザ・ジャッジ』 の入手が物理的に、或いはご予算的に叶わない場合でも、何ら問題無いと考えます。なぜなら今作ナパ版で、既にその美味しさは極まっており、感嘆に値するものだと考えるから。私イナムラ＠てんちょが「これはワインというよりも媚薬である」と申し上げるその実態は、こちらのナパ・シャルドネで十分体験することが可能ですし、実際そう感じたのはこのナパでのことでした。
ハイドとハドソンというナパ最高、ツートップの畑から造られるこのシャルドネは、アドヴォケイト誌での毎年の高評価連発は今更言うまでもありませんが、一方のスペクテイター誌でも上位常連。時にジャッジを超越する評価を受けることもあり、事実'03年で獲得した【WS97点】はジャッジですら未到達。年間ＴＯＰ１００への選出もやはりナパで、「ジャッジでなくとも十分」の判断は、同誌上でも同様です。
▼ナパ・シャルドネ（Napa Chardonnay）
スタンダード版ですらも脅威のクオリティ…この品質のタネ明かしをすれば、中身は 『ハイド・ヴィンヤード』＋『ハドソン・ヴィンヤード』。加州を代表する２大グロウワーのミックス・シャルドネという大変に贅沢なハイブリッドなのです。
→なお、ハドソン側の果実には、ショット・ウェンテ特別区画、「ブロックＦ」のものが使用されています。詳細は>>こちら。
ハドソンのオーナー、リー・ハドソンとジョン・コングスガードは、UC Davis時代からの長い付き合い。ジョンがニュートンのワインメーカーであった時には、今でこそ一般的になった「葡萄を重量ではなく、契約した面積で購入する」ことを始めた "はしり" でもありました（面積で契約すると、栽培家は無駄に多くの葡萄を育てようとしません）。実際にニュートン時代には、従来１エーカーあたり５トンだったものをこの方式で2.5トンにまでに落としたそうです。現在もヴィンテージ毎に綿密な打ち合わせの元、オーダー・メイドで葡萄を買い付けています。そんな関係もあり、ハドソン・ヴィンヤード自身からも近年シャルドネの元詰めボトルがリリースされましたが（>>現物）、これを手掛けるのはジョン・コングスガードの弟子、クリストファー・ヴァンデンドリーシュ。一方のハイドも、説明不要のグラン・クリュです。
ハドソン、ハイドともナパはカーネロスに位置しますが、その味わいはそれぞれに個性的。コングスガードのブレンド前の樽から二つのワインを試飲すると、その個性の違いはあきらか。爆発的に濃厚な果実の中に緊張感のある酸が長い余韻を引くハドソンに対し、ハイドのそれは、圧倒的なミネラル感とギュッとしまった果実の凝縮感が特徴です。ジョンは「ハドソンは味わいの横の部分が豊かなので上下に引き延ばすことをイメージし、ハイドは鋭角なので横に膨らみをイメージする。その絶妙なポイントでブレンドを仕上げる。」と語ります。
天然酵母のみを使用し、収穫区画毎に分けての樽発酵。非常に涼しいセラーでは、醗酵が止まってしまうこともありますが、無理をさせずゆっくりと醗酵を待ちます。時には一年かかってしまうこともあるとか。
ブレンドはヴィンテージによって異なりますが、おおよそハドソンが約2/3、ハイドが1/3の割合となります。ノン・フィルターで、人工的な清澄は行わずの瓶詰め、およそ二年にわたる長期の樽熟成などはジャッジと同様の仕様。一年目は１年使いの樽を使い、ニ年目は、２年使いの樽に移行させます。ハイド産果実が豊富なミネラルの深みとかぐわしきアロマを、ハドソン産果実が驚異的なリッチさと凝縮感あふれるネクターの酒質を運びます。
◎Wine Advocate #233（2017.11）より 【RP96-98点】
「Bottled in June 2018, the 2016 Chardonnay opens with decadent nectarine, spiced pears and apple pie scents with hints of lemon tart, orange blossoms and candied ginger plus a waft of marzipan. Full-bodied and rich, with a lovely satiny texture, it has a seamless line of freshness and tons of citrus and stone layers on the finish.」 （Lisa Perrotti-Brown）
ジョン・コングスガード曰く、「’１６年のシャルドネは、リッチさと石の様な硬さ（ミネラル感）の両方が見事に融合している。その一口目から生き生きとした酸、輝くようなアロマ、驚くほど凝縮した柑橘系の皮の風味があり、白桃の豊潤さを思わせる果実味と、石を感じさせるミネラル感の両方が口中に広がり、 あなたの気分を最高潮まで上げてくれるでしょう。カーネロスの両巨頭ハドソンとハイドの葡萄の樹の個性と土壌から来るミネラル質が驚くような競演をしています。」とのこと。
◎年に一度の贅沢が許されるなら…
もし年に一度のご自分へのご褒美、或いは奮発した贅沢が許されるならば、個人的にはこのコングスガードのシャルドネを飲んで頂きたいと思います。それは「替えの効かない味」がそこにあるから。
そして例年、私イナムラ＠てんちょからは「ジャッジと比較しても、価格ほどの味わい差は感じられない筈です」とお伝えしておりますように、コングスガード二種のシャルドネはどちらの品質も素晴らしく、共に極みの領域の中にあると思います。ですので、踏み込んだ「あと１歩」の差に対価を支払える方のみジャッジを手にして頂ければ良いと思っております。このナパ・シャルドネで感激の享受は十分に可能です。「ソノマ産シャルドネの最高峰」は恐らく人それぞれでしょう。しかしナパ・シャルの頂点は間違いなくここ。しかも、、、
●スタンダード版が既にナパの主席。
何を言う必要もない、ナパ・シャルの金字塔、コングスガードに最新’１６年が到着。初リリースの’９６年から２０週年を迎える節目のヴィンテージとなりました。
コングスガードのナパ版シャルドネは、アドヴォケイト誌上でも、わずか一つ前のヴィンテージ（’１５年）の流通価格が＄２１１にまで達します。現地と変わらぬ価格で日本でも楽しめるのは、もちろん "正規品輸入" の恩恵。状態にも優れた蔵出し品がこの価格で、メーリング・リストへの登録もナシに手に入るのは日本ならではです。
そして、先日ナパの’１６年がビッグ・イヤーとなっていることをお伝えしましたが、当アイテムもその恩恵を受け、前作同様傑出したヴィンテージとなっております。【RP97点】とは例年のジャッジ並みのスコア。アドヴォケイト誌でも「力強さとエネルギーが満ち溢れている」と称賛されています。
◎ハイド×ハドソンの究極ハイブリッド
私は個人的に、コングスガードに関してはもし 『ザ・ジャッジ』 の入手が物理的に、或いはご予算的に叶わない場合でも、何ら問題無いと考えます。なぜなら今作ナパ版で、既にその美味しさは極まっており、感嘆に値するものだと考えるから。私イナムラ＠てんちょが「これはワインというよりも媚薬である」と申し上げるその実態は、こちらのナパ・シャルドネで十分体験することが可能ですし、実際そう感じたのはこのナパでのことでした。
| ※ '10年よりラベル・デザインが新しくなりました。 |
| ←上段が只今お届け中の新ヴァージョン、下段が旧デザインです。 |
ハイドとハドソンというナパ最高、ツートップの畑から造られるこのシャルドネは、アドヴォケイト誌での毎年の高評価連発は今更言うまでもありませんが、一方のスペクテイター誌でも上位常連。時にジャッジを超越する評価を受けることもあり、事実'03年で獲得した【WS97点】はジャッジですら未到達。年間ＴＯＰ１００への選出もやはりナパで、「ジャッジでなくとも十分」の判断は、同誌上でも同様です。
▼ナパ・シャルドネ（Napa Chardonnay）
スタンダード版ですらも脅威のクオリティ…この品質のタネ明かしをすれば、中身は 『ハイド・ヴィンヤード』＋『ハドソン・ヴィンヤード』。加州を代表する２大グロウワーのミックス・シャルドネという大変に贅沢なハイブリッドなのです。→なお、ハドソン側の果実には、ショット・ウェンテ特別区画、「ブロックＦ」のものが使用されています。詳細は>>こちら。
ハドソンのオーナー、リー・ハドソンとジョン・コングスガードは、UC Davis時代からの長い付き合い。ジョンがニュートンのワインメーカーであった時には、今でこそ一般的になった「葡萄を重量ではなく、契約した面積で購入する」ことを始めた "はしり" でもありました（面積で契約すると、栽培家は無駄に多くの葡萄を育てようとしません）。実際にニュートン時代には、従来１エーカーあたり５トンだったものをこの方式で2.5トンにまでに落としたそうです。現在もヴィンテージ毎に綿密な打ち合わせの元、オーダー・メイドで葡萄を買い付けています。そんな関係もあり、ハドソン・ヴィンヤード自身からも近年シャルドネの元詰めボトルがリリースされましたが（>>現物）、これを手掛けるのはジョン・コングスガードの弟子、クリストファー・ヴァンデンドリーシュ。一方のハイドも、説明不要のグラン・クリュです。
ハドソン、ハイドともナパはカーネロスに位置しますが、その味わいはそれぞれに個性的。コングスガードのブレンド前の樽から二つのワインを試飲すると、その個性の違いはあきらか。爆発的に濃厚な果実の中に緊張感のある酸が長い余韻を引くハドソンに対し、ハイドのそれは、圧倒的なミネラル感とギュッとしまった果実の凝縮感が特徴です。ジョンは「ハドソンは味わいの横の部分が豊かなので上下に引き延ばすことをイメージし、ハイドは鋭角なので横に膨らみをイメージする。その絶妙なポイントでブレンドを仕上げる。」と語ります。
天然酵母のみを使用し、収穫区画毎に分けての樽発酵。非常に涼しいセラーでは、醗酵が止まってしまうこともありますが、無理をさせずゆっくりと醗酵を待ちます。時には一年かかってしまうこともあるとか。
ブレンドはヴィンテージによって異なりますが、おおよそハドソンが約2/3、ハイドが1/3の割合となります。ノン・フィルターで、人工的な清澄は行わずの瓶詰め、およそ二年にわたる長期の樽熟成などはジャッジと同様の仕様。一年目は１年使いの樽を使い、ニ年目は、２年使いの樽に移行させます。ハイド産果実が豊富なミネラルの深みとかぐわしきアロマを、ハドソン産果実が驚異的なリッチさと凝縮感あふれるネクターの酒質を運びます。
◎Wine Advocate #233（2017.11）より 【RP96-98点】
「Bottled in June 2018, the 2016 Chardonnay opens with decadent nectarine, spiced pears and apple pie scents with hints of lemon tart, orange blossoms and candied ginger plus a waft of marzipan. Full-bodied and rich, with a lovely satiny texture, it has a seamless line of freshness and tons of citrus and stone layers on the finish.」 （Lisa Perrotti-Brown）
ジョン・コングスガード曰く、「’１６年のシャルドネは、リッチさと石の様な硬さ（ミネラル感）の両方が見事に融合している。その一口目から生き生きとした酸、輝くようなアロマ、驚くほど凝縮した柑橘系の皮の風味があり、白桃の豊潤さを思わせる果実味と、石を感じさせるミネラル感の両方が口中に広がり、 あなたの気分を最高潮まで上げてくれるでしょう。カーネロスの両巨頭ハドソンとハイドの葡萄の樹の個性と土壌から来るミネラル質が驚くような競演をしています。」とのこと。◎年に一度の贅沢が許されるなら…
もし年に一度のご自分へのご褒美、或いは奮発した贅沢が許されるならば、個人的にはこのコングスガードのシャルドネを飲んで頂きたいと思います。それは「替えの効かない味」がそこにあるから。
そして例年、私イナムラ＠てんちょからは「ジャッジと比較しても、価格ほどの味わい差は感じられない筈です」とお伝えしておりますように、コングスガード二種のシャルドネはどちらの品質も素晴らしく、共に極みの領域の中にあると思います。ですので、踏み込んだ「あと１歩」の差に対価を支払える方のみジャッジを手にして頂ければ良いと思っております。このナパ・シャルドネで感激の享受は十分に可能です。「ソノマ産シャルドネの最高峰」は恐らく人それぞれでしょう。しかしナパ・シャルの頂点は間違いなくここ。しかも、、、
●スタンダード版が既にナパの主席。
■312本完売！ 24本追加いたしました（当年最終在庫です）
■パーカー監修アドヴォケイト誌97点
